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TYPOlight

とある案件で、マルチドメインを管理できる CMS を探していたところ、TYPO3 という CMS を見つけました。かなりの高機能で必要な要件はほぼ満たしており、商用製品顔負けの製品なのですが、とにかく操作が複雑で難しい・・・。これではお客様側で新規ページ作成などの運用は不可能と判断し、候補から外しました。次に見つけたのは名前が良く似た TYPOlight 。てっきり TYPO3 の簡易バージョンか何かと思ったら、全く別プロジェクトでした。

それはさておき、TYPOlight を調べてみると、結構良さそうなので早速テスト。

TYPOlight の特徴(他 CMS との比較で)

  • ライブアップデートサービス(有料)
  • バージョン管理
  • 複数サイトの管理
  • 記事のPDF化
  • ブログ(スパム防止機能付き)
  • フォームジェネレーター
  • 60以上のサードパーティプラグイン

サイトをツリー構造で管理するタイプ(MODx 的)のようで、ページ数がそれほど多くなければ管理も問題なさそう。

インストール

  1. http://www.typolight.org/download-typolight.html より、プログラムの最新バージョンをダウンロード。http://www.typolight.org/download-translations.html から日本語ファイル(Japanese)をダウンロード。
  2. プログラムを解凍後、サーバー上にアップロード。日本語ファイルも system/ ディレクトリに上書きアップロード。
  3. データベースを作成。DB は MySQL の他、PostgreSQL や Oracle、MSSQL などにも対応している模様。
  4. http://ドメイン/ディレクトリ/typolight/install.php にアクセス。パスワードを聞かれるが、これはインストーラーにアクセスするためのパスワード。初期値の「typolight」を入力。
    TYPOlight インストーラー

    TYPOlight インストーラー

  5. 上記4. のパスワードを任意のものに変更。
  6. データ暗号化用のエンクリプションキーを作成。8文字以上で適当な文字を入力。
  7. データベースの設定。続けてテーブルの作成。「Update database」ボタンを押すだけ。
  8. サンプルテンプレートのインポート。※これを入れると、admin の初期ユーザー名およびパスワードが k.jones/kevinjones となるので注意!
  9. テンプレートを入れなかった場合は、admin ユーザーの作成。
  10. 以上で終了です。左下の「TYPOlight back end login」から管理画面にログインしてください。
  11. TYPOlight ログイン画面

    TYPOlight ログイン画面

    TYPOlight サンプルページ

    TYPOlight サンプルページ

 

使ってみた感想はまたいずれ。。。

Concrete5 その2

Concrete 5.1.1 を入れてみました。5 と 5.1 の大きな違いは国際化です。gettext により、簡単にランゲージファイルを作成することができます。

簡単に翻訳してみようと思ったのですが、concrete5-ja というプロジェクトがあったので、そこからメッセージファイルを拝借してきました。

日本語化の方法

  1. concrete-5.1以降がインストールされているディレクトリの中にある、languages ディレクトリの中に ja_JP ディレクトリを作成。
  2. ja_JP ディレクトリの中に LC_MESSAGES ディレクトリを作成。
  3. 上の concrete-jp プロジェクトから messages.mo ファイルをダウンロードし、 LC_MESSAGES 以下にアップロード。
  4. config ディレクトリの中にある site.php ファイルに以下を追加。
    define(‘LOCALE’,'ja_JP’);

以上で管理画面が日本語化される、はず?

・・・まだほとんど日本語化されていない模様。時間表示も文字化けしてるし。
時間を見つけてメインメニューくらいは翻訳してみます。。。

Concrete5

巷で話題(?)のCMS、Concrete5 を試してみました。 

インストール

 

http://www.concrete5.org/ から zip ファイルをダウンロードし、展開。ディレクトリ等のパーミッションを変更し、Webブラウザから該当ディレクトリにアクセスするとインストーラが立ち上がります。
必要項目を入力し、「Install Concrete」ボタンを押すだけで終了。

 ※注意
Concrete は、DB のテーブル名にプリフィックスをつけるタイプではなく、他のアプリと DB を共用することはできない模様。今回は新規に DB を作成。

インストールが終わると、admin のパスワードを勝手に決められるのでメモ。その後「Continue to your site」リンクをクリックすると、トップページが表示されます。

トップページ

 

ログインした状態でトップページを表示すると、最上部にいくつかのアイコンが表示されます。
左から、ページ編集、ページ追加、ダッシュボード、ヘルプ、ログアウトとなっています。

ページ編集

 

 

Concrete の目玉とも言うべき、ページ編集機能です。他の CMS とは異なり、ページそのものに対して直接さまざまな操作を行う形となります。いくつかの「ブロック」に区切られた編集領域にマウスオーバーすると、編集領域の色が変わります。そこで右クリックすると編集メニューが現れます。「Edit」をクリックすると、リッチテキストエディタがポップアップします。AJAX を多用し、非常に直感的な操作が可能になっています。「ブロック」には、このようなテキスト入力だけでなく、画像スライドショー、サイトマップ、サイト内検索、フォーム、ゲストブックなどの機能があらかじめ用意されています。

サブメニューは左から、編集終了、ページプロパティ、デザイン、権限、バージョン、移動/削除となっています。「Design」をクリックすると、テーマやレイアウトを変更できます。
また、バージョン管理機能が付いていることも特筆できます。いつでも以前のページに戻すことが可能です。

ページ追加

 

 「Add Page」をクリックすると、何もない空のページが作成されます。「Add To Main」または「Add To Sidebar」をクリックして、ブロックを追加します。ページを保存すると、ナビゲーションやサイトマップにも自動的に追加されています。

ダッシュボード

サイトのアクセスログや、ファイルマネージャ、ユーザー/グループ設定、テーマ選択、機能(ブロック)追加、Petty URL(静的URL)の設定などが行えます。

まとめ

直感的かつ非常に簡単に Web サイトが作れます。 ただし、現時点では以下のような注意点があります。

  • 用意されているテーマが少ない。テーマを作るには PHP の知識が必須。
  • 機能(ブロック)が少ない。たとえば、パンくずリストやブログ機能(ブログ的機能はありますが)もありません。
  • 管理画面およびドキュメントが英語(日本語の表示は問題なし)。

いずれも、ユーザーが増えれば解決される問題だとは思います。初めて CMS を触る人にも、ほとんどトレーニングなしですぐに使える手軽さは非常に魅力的です。今後の発展に期待したい、注目のソフトウェアであることは間違いないでしょう。

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